今日はこの、ダンナJIMMYくんの身に起きた、恐怖の出来事を話しますよ…
昨夏は空調をほとんど使わずに過ごした我が家であるが、連日の猛暑に耐え兼ね、寝るときは寝室のエアコンを入れることにしていた。
それでもドライにしたり温度を28,9度に設定しているので、寝苦しくてふと目を覚ますことがある。
今朝も、そうだったのだ。
いつものように汗だくで起きてしまい、自分の体温であたたまった布団から逃れるように寝返りを打ったところ、私の腕に夫の腕が触れた。
彼の腕はひんやりと冷えていた。
とても、生きている人間の体温ではない!!
心臓が止まってから、かなり時間が経っているに違いない。
ちょっと、嘘でしょ?!
間に合うだろうか、と私は心臓マッサージのため飛び起き、「ちょっと!」と叫んで彼の体を揺すった。
「なんだようるさいな」彼は、目を開けた。
…エアコンで体の表面が冷え冷えになっていたらしい………
何をどうすれば、生きた人の皮膚があんな氷枕のような質感になるのか…
「あんた、俺が死んだら『ちょっと!』って言うのなー」
などと言うばかりか、「先立たれる予行演習になったろう」などと、ニヤニヤする夫への殺意募る朝であった。
(これは一字一句たがわず本当にあった出来事です)